中世の随筆 成立・展開と文体

4902084805

(2014/08/29)

目  次



Ⅰ 随筆とは何か

  • 「随筆」とは何か─概念編制史からのアプローチ─(鈴木 貞美)  11
  • 〈肆筆〉の文学─陸亀蒙の散文をめぐって─(高橋 文治)  33



Ⅱ 中世随筆の前史と和文

  • 藤原定家の『枕草子』(渡邉 裕美子)  57
  • 日記というジャンルと『たまきはる』(丹下 暖子)  81
  • 『無名草子』の宮廷女性評論(田渕 句美子)  99
  • 説話集と随筆─『発心集』の場合─(伊東 玉美)  120



Ⅲ 方丈記の世界と時代

  • 『方丈記』論─作品成立の場と享受圏をめぐって─(木下 華子)  141
  • 中国文学と『方丈記』─表現・思想・文体の視点から─(陸  晩霞)  166
  • 方丈記の装丁とジャンル意識─前田育徳会尊経閣文庫蔵『方丈記』をめぐって─(海野 圭介)  189
  • 『方丈記』は片仮名文で書かれたかを考える─さまざまな変体漢文の訓読文から─(三角 洋一)  207
  • 読者としての長明─保胤の記述に「自己」を見出すこと─(アラリ・アリク/荒木浩 編訳)  230



Ⅳ 徒然草の世界と時代

  • 『方丈記』と『徒然草』─〈わたし〉と〈心〉の中世散文史─(荒木 浩)  261
  • 徒然草と金沢北条氏(小川 剛生)  293
  • 漢文日記と随筆─『徒然草』と「日記」の世界─(松薗 斉)  315
  • 『徒然草』のジャンル論(中野 貴文)  338
  • 『徒然草』本文再考─第十二・五十四・九十二・百八・百四十三段について─(落合 博志)  358
  • 徒然草と中国思想(曹  景惠)  379



Ⅴ 中世随筆の環境と周縁

  • 「禅宗仮名法語」覚書─道元・一休に擬せられる仮名法語を中心にして─(飯塚 大展)  401
  • 仮名法語の享受と文芸─大阪市立美術館蔵『はいかひ』絵巻をめぐって─(恋田 知子)  435
  • 真言僧の雑談と口決(髙橋 秀城)  456
  • 中世後期の類書と随筆─『壒囊鈔』を中心に─(小助川 元太)  475



Ⅵ 中世随筆の近世と絵画

  • 鴨長明の儒風─方丈記受容史覚書─(川平 敏文)  599
  • 記号から物語へ─『なぐさみ草』の挿絵─(朝木 敏子)  517
  • 中世随筆・日記文学の奈良絵本・絵巻(石川  透)  543



あとがき(荒木 浩)  556
用語索引  582
執筆者一覧  583
お問い合わせ・ご注文はTEL:03-5977-8871FAX:03-5977-8879または問い合わせフォームで

本を探す

刊行月