中世の軍記物語と歴史叙述

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(2011/04/15)

〈中世文学と隣接諸学〉第4巻

 

目次

 

Ⅰ 軍記物語と外国文学

 

  • 『平家物語』の世界的位置─『オシアン』との同質性と異質性を通じて─(日下力)
  • 楊貴妃譚の変容─延慶本『平家物語』「楊貴妃被失事」をめぐって─(山田尚子)
  • 『三国志演義』と『太平記』における怨霊と聖地─関羽・新田義興の比較、付・アーサー王伝説との類似性─(藤巻尚子)

 

Ⅱ 『平家物語』と歴史叙述

 

  • 延慶本『平家物語』にみる源義経(元木泰雄)
  • 『平家物語』の征夷大将軍院宣をめぐる物語(櫻井陽子)
  • 大いなる虚報─治承四年十一月の南都蜂起と『平家物語』─(佐々木紀一)
  • 敗北する検非違使(樋口大祐)
  • 幼帝安徳の同輿者─母后と准母と乳母をめぐって─(平藤 幸)

 

Ⅲ 『太平記』と歴史叙述

 

  • 『太平記』の「知」(大津雄一)
  • 『太平記』と「気」(佐倉由泰)
  • 歴史叙述と本文改編─『太平記』における二系統の本文をめぐって─(小秋元段)
  • 筑紫合戦と『太平記』(北村昌幸)

 

Ⅳ 軍記物語と思想・宗教・風土

 

  • 延慶本『平家物語』の天狗とその背景(牧野和夫)
  • 『平家物語』と仏事儀礼(牧野淳司)
  • 「一念弥陀仏」偈の受容層─『平家物語』が語る〈法然による重衡救済物語〉の位相を考えるために─(源健一郎)
  • 『曾我物語』と鷹狩─畠山重忠の鷹談義をめぐって─(二本松康宏)

 

Ⅴ 歴史叙述の諸相

 

  • 天武皇統と歴史叙述─私撰国史論への一階梯として─(大橋直義)
  • 歴史叙述と時刻─吾妻鏡原史料続考─(高橋秀樹)
  • 『神皇正統記』の歴史叙述(下川玲子)

 

Ⅵ 武士と合戦の諸相

 

  • 源平内乱期における「甲斐源氏」の再評価(野口 実)
  • 『平家物語』における合戦叙述の類型─屋島合戦の位置と〈壇ノ浦合戦〉の創出─(鈴木 彰)
  • 軍記物語にみえる一騎討(近藤好和)
  • 「血の叙述」と軍記物語(坂井孝一)

 

Ⅶ 軍記物語の外延

 

  • 一関藩田村氏の自己認識形成─坂上姓の主張とその背景─(志立正知)
  • 異国征伐戦記としての百合若大臣文献群─異国戦争挿話の変容を中心として─(金 時徳)
  • 「軍記」概念の再検討(佐伯真一)

 

用語索引

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