中世の学芸と古典注釈

中世5

(2011/09/09)

〈中世文学と隣接諸学〉第5巻


目  次

 


Ⅰ 中世の学芸と注釈のために

  • 書陵部御所本による冷泉家本の復元(久保木 秀夫)
  • 古注釈と近代国文学─『源氏物語』の注釈に即して─ (土方 洋一)
  • 偽書の生成─ 宗教芸文史における書物の観念をめぐって─ (小川 豊生)

 

Ⅱ 古典学者・学芸の家と学芸・注釈の相互交流

〈貴族(学芸の家)と学芸・注釈〉

  • 二条良基と一条兼良、その遠景(武井 和人)
  • 耕雲と南朝の源氏学(岩坪 健)
  • 始発期の三条西家古典学と実隆─『実隆公記』に見える『古今和歌集』の講釈と伝授を中心に─ (海野 圭介)
  • 飛鳥井家の家学と蔵書─ 新続古今集まで─(小川 剛生)

 

〈地下と学芸・注釈〉

  • 『名所句集』の研究─ 連歌師の学芸と注釈について─ (松本 麻子)
  • 韓憑故事の受容と変容(渡瀬 淳子)
  • 葛城の神の変容─ 能〈代主〉の周辺─(石井 倫子)

 

〈政治・法・儀式と学芸・注釈〉

  • 律令・式目─「法」テクスト注釈の非「法学」的展開─(新田 一郎)
  • 文学と有職故実(三角 洋一)

 

〈和歌・蹴鞠と学芸・注釈〉

  • 中世歌学における言語意識─ 仙覚『萬葉集註釈』をめぐって─(岡﨑 真紀子)
  • 御子左家の鞠の歌(佐々木 孝浩)

 

 

Ⅲ 古典注釈の諸相と展開

〈古今集注釈〉

  • 二条派の古今集注釈(山本 啓介)
  • 古今和歌集の「伊勢物語」─ 冷泉家流・為顕流・秘説─(石神 秀美)
  • 切紙とは何か─ 古今伝授「三鳥」をめぐって─(西田 正宏)
  • 常光院流─ 歌壇史的観点から─(石澤 一志)

 

〈伊勢物語注釈〉

  • 『和歌知顕集』と源経信─ 仮托者の風景─(横溝 博)
  • 『伊勢物語愚見抄』における『伊勢物語』観と「古典」(陣野 英則)
  • 伊勢物語と旧注─ 宗祇・三条西家流注釈の論理─(大谷 俊太)

 

〈源氏物語注釈〉

  • 定家『奥入』の諸問題(新美 哲彦)
  • 河内方の源氏学と『河海抄』─ 内閣文庫蔵十冊本『紫明抄』巻六巻末の『水原抄』抜き書き群をめぐって─(松本 大)
  • 『花鳥余情』─兼良の源氏学─ リアリティーを担保する可視的存在─ (前田 雅之)
  • 里村紹巴と源氏物語本文─『紹巴抄』にみる三条西家源氏学の変容─ (上野 英子)
  • 『岷江入楚』─ 諸説集成の思想─(小川 陽子)

 

〈和漢朗詠集・百人一首〉

  • 和漢朗詠集注釈 「江註」の実体は解明されたか(山崎 誠)
  • 室町期の和歌注釈を読むための覚書─ 百人一首注を中心に─ (浅田 徹)

 

あとがき(前田 雅之)
用語索引 
執筆者一覧

お問い合わせ・ご注文はTEL:03-5977-8871FAX:03-5977-8879または問い合わせフォームで

本を探す

刊行月