源氏物語の始発 桐壺巻論集

902084120

(2006/11/10)

[書籍に印字のISBN]4-902084-12-0(刊行時10桁)

 

目次

 

 

Ⅰ 桐壺巻の世界の思想と特質

 

  • 「いづれの御時にか」解釈の思想史─准拠とまこと・そらごとの文学観─(工藤重矩)
  • 桐壺巻を読み解く(森一郎)
  • 桐壺巻の和歌再読(小町谷照彦)
  • 桐壺更衣の母性をめぐって─桐壺巻再説─(宮崎莊平)

 

 

Ⅱ 桐壺巻の文化史と文化的制度

 

  • 国風文化の再検討─モノ・人・情報から見た高麗人観相の場面─(河添房江)
  • 光源氏の元服・結婚─盃酌歌と賀の時空から(小嶋菜温子)

 

 

Ⅲ 桐壺巻の準拠・史的源泉

 

  • 「いはけなき」光る君の登場をめぐって(原岡文子)
  • 桐壺帝の弔問と贈答歌をめぐって─醍醐帝と源高明の母・近江更衣の贈答歌を媒介として─(藤本勝義)
  • 按察使大納言の遺言─明石一門の物語の始発─(日向一雅)
  • 高麗人の予言と虚構の方法(金鍾徳)
  • 桐壺巻の構成と聖徳太子伝─「光君」命名記事をめぐって─(佐藤勢紀子)
  • 源氏物語の朱雀院(後藤祥子)

 

 

Ⅳ 桐壺巻の政治学

 

  • 右大臣の再検討─桐壺巻の政治構造─(吉海直人)
  • 桐壺更衣と藤壺宮─聖代回復の物語から─(袴田光康)
  • 『源氏物語』に見る藤壺宮入内の論理─「先帝」の語義検証と先帝皇女の入内について─(湯浅幸代)
  • 光源氏の元服─「十二歳」元服を基点とした物語の視界─(浅尾広良)

 

 

Ⅴ 桐壺巻と漢詩文・中国史書

 

  • 李夫人と桐壺巻再論─「魂」と「おもかげ」─(新間一美)
  • 長恨歌・李夫人と桐壺巻再読─「情」へのまなざし─(胡潔)
  • よろしきことにだにかかる別れの─桐壺巻と『史記』張丞相列伝─(仁平道明)
  • 十二にて御元服したまふ─『異本紫明抄』の注をめぐって―(三角洋一)

 

 

Ⅵ 桐壺巻の表現と言語

 

  • 『源氏物語』の巻頭表現─「若紫」と「橋姫」をめぐって─(津本信博)
  • 桐壺・淑景舎・壺前栽─物語の生成と巻名─(清水婦久子)
  • 桐壺帝の依頼表現(森野崇)

 

 

Ⅶ 桐壺巻の本文・諸本・受容

 

  • 作られた河内本─書陵部蔵源氏物語をめぐって─(加藤洋介)
  • 冷泉為相本、嘉吉文安年間における出現─伝一条兼良筆桐壺巻断簡、及び正徹本の検討から─(久保木秀夫)
  • 桐壺巻の本文と講釈の方法(伊井春樹)
  • 「未央柳」のゆくえ─下田歌子『源氏物語講義』の周圏をめぐる考察─(横井孝)
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