源氏物語 重層する歴史の諸相

902084104

(2006/04/30)

[書籍に印字のISBN]4-902084-10-4(刊行時10桁)

 

目次

 

Ⅰ 物語の史的空間

 

  • 『源氏物語』の世界と歴史的時間─延喜・天暦准拠説との訣別(仁平道明)
  • 源氏物語の準拠と紫式部時代の史実―光源氏の元服と薫の出家志向をめぐって─(藤本勝義)
  • 平城天皇というトポス─歴史の記憶と源氏物語の創造(久富木原玲)
    「源氏」立后の物語(福長進)
  • 明石中宮と「皇太弟」問題─「源氏幻想」の到達点─(辻和良)
  • 歴史をよぶ桐壺巻─仁明・光孝・宇多・醍醐朝との交錯点─(吉野誠)
  • 雲林院の律師―反復される仁明朝と明石物語の構造―(袴田光康)
  • 寛平御遺誡を介して光源氏の物語を読む(加藤静子)
  • 源氏物語における旅─地理的空間を中心に─(久保田孝夫)

 

Ⅱ 物語の祭祀・宴・儀礼

  • 源氏物語と皇城地主神降臨の聖空間─紫の上・朝顔の斎院そして光源氏の聖性の基底(小山利彦)
  • 陰陽道の七瀬祓と、『源氏物語』澪標巻の難波の海の祓―八十嶋祭・住吉信仰・神功皇后伝承と明石の君との関係をめぐって―(中島和歌子)
  • 初音巻の臨時客─歴史と物語を紡ぐ〈誌〉の世界の考察─(原豊二)
  • 花宴と藤の宴─重層する歴史の想像力─(浅尾広良)
  • 『源氏物語』に見る太上天皇の算賀─王権の世代交代と准太上天皇・光源氏─(湯浅幸代)
  • 源氏物語「螢」巻の騎射と打毬(日向一雅)
  • 源氏物語における「みやび」について(高木和子)

 

Ⅲ 物語と中国文学

 

  • 『源氏物語』と中国文学史との交錯─不可知なるものへの語りの方法─(長瀬由美)
  • 算賀考─老人の境界年齢を中心として─(金孝珍)
  • 詩経毛伝と物語学―源氏物語螢巻の物語論と河海抄の思想―(工藤重矩)


事項索引

お問い合わせ・ご注文はTEL:03-5977-8871FAX:03-5977-8879または問い合わせフォームで

本を探す

刊行月