中世詩歌の本質と連関

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(2012/04/12)

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目  次


Ⅰ 中世和歌─思想と表現

  • 中世和歌の淵源─『無名抄』の再検討─  中村  文  10
  • 和歌を詠む天皇─勅撰集における役割─  寺島 恒世  34
  • 題詠論・続稿─結題の詠み方をめぐって─  錦  仁  55
  • 〈終わり〉を生きる歌人たち─勅撰集の終焉に関する一試論─  吉野 朋美  81

Ⅱ 中世和歌にひそむもの

  • 「カノン」の歴史性─藤原俊成をめぐる〈自然〉と〈作為〉─  内藤まりこ  106
  • 定家的なるものと西行的なるもの─〈正統〉と〈もどき〉の和歌史─  平田 英夫  130
  • 紀行と和歌─地名を詠むということ─  安井 重雄  150

 

Ⅲ 中世和歌と関連分野


〈仏教・神道〉

  • 神道と和歌─蒙古襲来による神祇歌の変容─  錺 武彦  174
  • 中世における寺社の和歌活動とその意義─三井寺と伊勢神宮─  丸山 陽子  198
  • 即位灌頂と和歌─密教的世界観における芸道と皇統の継承─  松本 郁代  221

 

〈説話・連歌・歌謡〉

  • 和歌と説話─『古本説話集』の赤染衛門説話をめぐって─  中村 成里  245
  • 和歌と連歌─「本意」の観点から─  松本 麻子  267
  • 和歌と歌謡─『閑吟集』小歌から─  植木 朝子  287

〈典拠・漢詩・絵画〉

  • 『歌苑抄』続考─四天王寺大学図書館恩頼堂文庫蔵断簡類の検討─  久保木 秀夫  307
  • 中国故事と和歌─結題の本説の方法をめぐって─  山田 尚子  328
  • 漢詩文の受容と和歌独自の創造的機能─『大江千里集』所載句題和歌の享受から─  小山 順子  347
  • 三条西実隆における漢詩と和歌─瀟湘八景を中心に─  堀川 貴司  367

Ⅳ 中世和歌と地方

 

  • 地方軍記の物語化と和歌─『鎌倉殿物語』の文化圏─  志立 正知  394
  • 『古今和歌集』仮名序と秋田の学者・平元梅隣─地方知識人の和歌思想─  赤木 俊介  412
  • 松代藩主・真田幸弘の文芸活動─和歌と俳諧─  平林 香織  438
  • 修験道儀礼の和歌と修験者の和歌技芸─地方の修験道聖教典籍の調査から─  久野 俊彦  468

 

Ⅴ 中世和歌の伝統

 

  • 善本とは何か─『明日香井和歌集』の場合─  小林 一彦  492
  • 歌の家の継承と実践─京極為兼・二条為世を中心に─  阿尾 あすか  511
  • 古今伝授は和歌を進展させたか─本質と問題─  鈴木 元  536
  • 塚本邦雄と中世和歌─疎句表現をめぐって─  加藤 孝男  556

 

用語索引

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